不思議なお話NO21 ロシアの隕石とUFOについて               

 今日は今話題のロシアの隕石とUFOの話を取り上げたいと思います。この話題について知らない方もおられると思いますので、そのような方は、まず、グーグルでもヤフーでもユーチューブでもいいのですが、インターネットで「隕石 UFO」で検索してみてください。それをご覧になってから、この一文に戻って頂けないでしょうか?すでにご覧になった方はこのままお進み下さい。

 さて、皆様、映像をご覧になりましたでしょうか?或いは、僕が示唆した映像ではないものを見てこられた方もいらっしゃると思いますので、その映像の内容について最初に解説させていただきます。

「隕石と思われる光る物体が尾を引きながら上空から地上へ向けて落下する映像が映し出されます。次の画面は隕石の動きを拡大し、スローモーションで捉えた映像です。そこには信じられない光景が映し出されます。やや下側から、細長い形をした何かが、隕石を追いかけてゆき、それを捉え、次いで突き抜けます。その瞬間、隕石はは大爆発を起こし、細長の物体は爆発を避けるように途中の空間で消えてしまうのです」

 報道によれば1600人ほどの負傷者が出た模様ですが、もし、隕石がこの瞬間に爆発せず、あの大きさのまま地上に激突していたら、どれほどの人々が犠牲となったのか想像もつきません。まさに背筋の凍る思いです。そして、皆さんが見た映像には、「信じる信じないは別として、UFOが地球を救ってくれたのかもしれない」というコメントがあったはずです。今日はこのことについて考えてみたいとおもいます。

 (ようやく、ユーチューブの画像の取り込み方が分かりましたので掲載します)
 

 ここで、僕自身の宇宙人についての考えを正直にお話しします。僕は宇宙人は存在すると考えています。また、ゼカリア・シッチンの言うように、人類を創造したのも宇宙人だと考えています。でも、シッチンの主張、アヌンナキと呼ばれる宇宙人が、43万年前に地球を訪れたという説には同意しかねるのです。僕の考えでは、宇宙人はもっと遙か昔から地球を訪れているのです。
 その証拠はいくらでもあります。それは、世界中の博物館に保管されている「場違いな出土物」と呼ばれる遺物です。試しにインターネットで「オーパーツ」で検索してみてください。かなり否定的な叙述が目立ちますが、フリー百科事典・ウィキペディアの「オーパーツ一覧」が見やすいでしょう。
 この中の「踏まれた三葉虫の化石」が特に注目です。ウィキペディアの記述では「靴跡に見える化石自体が巨大な三葉虫、などの意見もある」となっていますが、実物をみれば、どう見ても靴跡であって、それが大きな三葉虫に見える人はかなりの乱視だとしか思えません。もし、本物が見たければインターネットにて「踏み潰された三葉虫」或いは「三葉虫 サンダル」で検索し、そして三葉虫が滅んだのは2億5000年前なのだということを、心にとめてその写真をご覧下さい。
 これ以外にも「南アフリカの金属球」「古代の鉄製ハンマー」「カンブリア紀の金属ボルト(注1)」等、ウィキペディアでは否定的な解説つきですが、億年単位の古さを誇っています。これらを残した人々が宇宙人なのか、彼らはこの地球上で繁栄していたのか、6550万年前に恐竜を絶滅させた巨大隕石の衝突の際に生き延びたのか、これらの問いに答えられる人はいません。地球上の歴史はそう簡単には結論を下せない非常にやっかいな問題を含んでいるのです。この一番簡単な解決法は、学者達がそうするように、この事実を無視することなのですが、それが僕には出来ないのです。

 話が少し横道に逸れてしまいましたので、先の映像の話に戻ります。この映像を見て、あの細長い物体がUFOだと即座に答える方もいれば、「うーーーーん」と首を傾け唸っている人も多いと思うのです。実は僕も後者に属します。でも、後者は後者なのですが、信じたくないから唸っているのではないのです。
 
 皆様はお気付きにならないと思いますが、この地球上では二つの勢力が互いの思惑を賭けて鎬を削っているのです。簡単に説明しますとUFOと宇宙人の存在を宣伝する勢力、もう一つはそれを否定する勢力です。この二つのグループは相当の資金をマスコミにつぎ込んで謀略戦を展開しています。この動きが最初に世界的に注目されたのは1985年のことです。火付け役はアメリカのレーガン大統領とロシアのゴルバチョフ書記長でした。
 二人はジュネーブでの首脳会議の後、共同コミュニケを発表しますが、これは世界中の人々を驚愕させました。何故なら二人はこう発表したのですから。
「もし、地球外の星から悪意に満ちた宇宙人が襲ってきたら、我々は国家間の違いを越えて一つになり、これらに団結して立ち向かうことになるだろう」と。
この発言後にも両首脳は同様のことを国連総会で或いはソ連共産党大会等で繰り返しています。
 時を同じくして、日本では矢追純一さんがこの異星人ネタでマスコミに登場し、醜悪なグレイと呼ばれる宇宙人を紹介したり、アメリカ合衆国と宇宙人との密約(UFO技術に関する密約)を追跡していました。どちらかと言えば、宇宙人=悪者のイメージ作りが目的であったようです。(などと冷静な判断を下しているような書きぶりですが、実は当時、僕はこれに関する本を読みあさり、真実をつかもうと必死であがいていたのです。でも、結局、真実など見つかるはずはないのです)
 こうした動きに対し、ラエイリアンムーブメントと呼ばれる動きが1970年代に産声をあげています。これはラエルと呼ばれるフランスの青年が、宇宙人エロヒム(聖書の神を意味するヘブライ語)と遭遇し、人類の起源と未来に関するメッセージを受けたことに始まります。彼はそのメッセージの伝道者であるという使命に燃えて情報を世界中に発信し始めたのです。現在その信者は世界で6万人と言われていますからその影響力はさほどではありませんが、彼が引き起こした、まさにムーブメントが世界中に波及しはじめたのです。
 それは、宇宙人からのメッセージを受け取る多くのコンタクティと呼ばれる人々が出現し、様々な宇宙人からのメッセージを人類に伝え始めたのです。そして、こうした動きに敏感に反応したのは、キリスト教原理主義者です。彼らはこうしたムーブメントに乗じて空中携挙という信じがたい教えを教義に取り入れます。この空中携挙とは神の裁きの日、キリスト教を信じる人々のみ(と言うより、この原理主義者のみ)が、宇宙人の操縦する宇宙船によって引き上げられ、地球の破滅から救われるというものです。つまり、聖書の神は宇宙人だと宣言してしまったようなものなのです。
 ギャラップ(アメリカの世論調査会社)の調査によれば、調査対象者の45%の人々が、人類は約1万年前、神によって現在の姿に作られたと信じており、その30%の方々が「聖書は神の実際の言葉であり、一字一句文字通りに受け取るべき」と答えたといいますから、このキリスト教原理主義はアメリカの一大勢力になりつつあり、空中携挙の教義が、信者獲得に大きな役割を演じたことは想像に難くないのです。
 そして、ゼカリア・シッチンの著作もこうした宇宙人ムーブメントの流れの中で書かれていると思われるのです。ユダヤ人は旧約聖書を人類に残しましたが、彼らユダヤ人が認めているのは旧約の中でもトーラと呼ばれるモーゼ5書のみです。このモーゼが活躍するのは紀元前13世紀前後と言われていますから、彼らの神であるエロヒムも、この時期に人類と頻繁に接触し活動していなければならないのです。
 ユダヤ人であるゼカリア・シッチンの著作にはこうした意図が見え隠れしており、その意図に従ってシュメール語の解釈をしているとも取れるのです。つまり、モーゼが接触したのは宇宙人であり、その宇宙人が、ユダヤ民族を選ばれた民として聖別したという意図です。
 僕はどうもこの選民思想が好きではありません。それに言うまでもないのですが、僕の考える神は宇宙人ではなく、小説「預言なんてクソクラエ」の太字にした文章を読んで頂けれは、僕の考える神が一目瞭然で理解できると思うのですが、神が神と認められる本源的根拠は宇宙を創造したことに尽きるのです。そして、キリスト教原理主義者やゼカリア・シッチンの主張は、宇宙人は宇宙を創造していないのですから、キリスト教・ユダヤ教の神が本当の神でないことを認めることになります。これは西洋文明の根本を否定したことになり、いずれその綻び(ほころび)は取り返しの効かない事態へと発展するような気がするのです。
 2008年11月14日、現ローマ法王、ベネディクト16世は、「神はアダムとイブと共に地球外生命体(宇宙人)を創造された」との声明を発表し、カトリック教会が宇宙人の存在を認めたとして世界に報道されましたが、この声明はカトリック教会としても、キリスト教原理主義の教義の綻びを放置できないと判断したのではないか、などと考えてしまいます。
 さて、最後の最後になってしまいましたが、僕が何故隕石の映像に「うーーーん」と唸ってしまったのか、お話しします。
 僕は神の前においては何人も平等であると思っています。人種、宗教にかかわらずです。従って選民などあり得ないのです。そして神に対する罪で、最も重い罪は傲慢であることです。選民思想は傲慢以外の何ものでもありません。この映像が、そうした勢力に利用されるのを僕は最も恐れます。
 そしてもう一つ。この映像そのものがCGを駆使して作られたものではないかという疑問です。宇宙人とUFOを否定する勢力が、常套手段として使うやり方があります。それは、最初に宇宙人とUFO宣伝派が喜びそうな情報を流し、その勢力がそれに飛びつこうものなら、決定的な証拠を提示してその情報を真っ向から否定し、反対勢力に大打撃を与えるというものです。とはいえ、最近の世の中の動きを見ますと、宇宙人とUFOの宣伝派の方が優勢のようなので、その心配はないとは思うのですが、どちらも、危険であることにはかわりなく、僕は「うーーーん」と唸るしかなかったのです。
 でも、もし、あの映像が真実なら、やはり、宇宙人に感謝しなければなりません。本当に有り難うございました、と。

(注1)最近、インターネットで調べると、生きた化石と言われるウミユリ(古生代デポン紀から生息していた生物)の化石という反論が掲載されていますので、その分析の結果を待ちましょう。

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