不思議なお話NO24 スクナヒコナのDNA    
              

 さて、今日は最初に奇妙な映像をご覧頂きたいと思います。初めて見る方は気味が悪いと感じるかもしれませんが、映画「エイリアン」の気色悪さに比べればまだましだと思います。では、スタートボタンをクリックしてください。


 

 この映像は、以前、僕が勝手にスクナヒコナと名付けていた15センチほどの生物のミイラです。ユーチューブで流れている映像ですので、コピーしても問題ないと思い貼り付けておきました。ご覧頂いてどう感じたでしょうか。と言っても解説は英語ですので、さっぱり分からない人のために(僕もそうだけど)、ニュースで流れていた記事を以下に掲載しておきます。


                ◇◇◇記    事◇◇◇

 さかのぼること約10年、2003年に南米チリのアタカマ砂漠でで人類らしきミイラが発見された。しかし、その大きさはたった15センチ。人類にしては小さすぎるのだ。宇宙人のミイラではないかと言われていたが、その正体がついに判明したようだ。

 謎のミイラのDNA鑑定を行ったところ、なんと人間と同じDNAが検出されたというのである。この体長15センチのミイラは発見された場所の名前をとって「アタカマ・ヒューマノイド」、通称「ATA」と呼ばれている。

 ATAは確かにパっと見はヒトをそのまま小さくしたような骨格である。しかし、よくよく見てみると頭部と体のバランスが成人のものではないし、頭蓋骨の形も違う。さらに人間なら12対あるはずの肋骨が9対しかないということもわかったそうだ。

 ATAは一体何者なのか。この謎を解明すべく、アメリカのスタンフォード大学の研究者によってATAのDNA検査が実施された。するとATAの体からは人間のDNAが検出されたというのだ!

 そのほかX線やCTなどの検査も実施され、その結果から最終的に「ATAは6〜8歳の人間の男児」と結論づけられたという。何らかの異常から胎児サイズのまま成長することができなかった少年ではないかと見ているそうだ。そんなことが本当にありうるのだろうか? この珍しい結果に科学者も「実に興味深い」と話しているという。

             ◇◇◇ 記事終了◇◇◇

 数年前、僕は例によって或るトンデモ本でこのミイラのトンデモない写真を目にしました。体長が15センチほどのヒューマノイド型のミイラの写真です。見れば見るほど奇妙な体型と雰囲気に圧倒されました。何だ、これは!!というのが第一印象です。しかし、目を凝らして見ているうちに、しまいには見慣れてくるもので、僕はこのミイラにスクナヒコナという愛称を付けました。
 このスクナヒコナという名称は、記紀神話(古事記・日本書記)に登場する神様、出雲のオオクニヌシノミコトと共に国造りに関わり、やがて来たときと同様海の彼方に去ってゆく一寸法師の神様の名前なのです。
 通常、この海の彼方というのは朝鮮半島と解されていますが、僕としては宮崎県の縄文土器と酷似したバルディビア土器(宮崎の縄文土器が南米バルディビアへ?)が出土する南米エクアドルと地理的にも近いチリで発見されたミイラということもあり、スクナヒコナの母国が南米であってもいいのではないかという発想でスクナヒコナと名付けたわけです。
 最近では、土器だけではなくDNAの解析により南米と日本との古代の人的交流も話題になっています。皆様はペルーのシカン遺跡をご存じでしょうか。南イリノイ大学人類学科の島田教授が発掘した黄金出土品が「インカ帝国のルーツ・黄金の都・シカン展」に展示され、日本全国をキャラバンで回り、その収益を遺跡の地元にお返ししたエピソードがテレビで取り上げられ話題になりました。
 その後、遺跡から発掘された王族の遺骨のDNAを調査した佐賀医科大学の篠田謙一博士等は、世界各地の民族のDNAとの類似を比較検討し、このDNAと同じタイプを持つのは日本のアイヌ民族だという結果を報告したのです(「楽園を求めた縄文人8」)。つまり、シカン文化の王族は、縄文人のDNAを色濃く継承したアイヌ民族と同じDNAを持っていたと世界に向けて発信したことになります。
 上で紹介したURLをクリックして詳細を読んで頂いた方は、この二つの事実から、僕がこのミイラにスクナヒコナと言う愛称を与えたことが、あながち的はずれではなかったかもしれないと思ったのでは?と、期待してしまいます。また、アイヌ民族にはコロボックルというコビト(小人と漢字変換ができません。差別用語?)と接触を持ったという伝承がありることも付け加えておきます。
 さて、この章で「いったいお前は何が言いたいのか?」という疑問を抱いた方に申し上げます。世の中は不思議に満ちています。でも、その不思議に出合うたびに常識と照らし合わせ、それに合わなければ切って捨てるというのを止めにしてみたらいかがでしょうか。今回の映像とニュースの解説の真偽について触れるつもりはありません。論争に巻き込まれ、時間をロスしたくありませんから。ただ、不思議だなー、本当なのだろうか、という気持ちを大切にして欲しいのです。そこから何かが生まれるかもしれませんよ。
 

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