不思議なお話No45−2 宇宙の形



 今回は前章「不思議なお話44−2 宇宙の水平線」の続きです。まだお読みでない方は是非お読みになって、また戻ってきて頂ければ有り難いのですが…。
 
  まず初めに、お断りしなければならないのは、コンノ先生の著作では宇宙を理解するための3っつ概念に関する説明がメインになっていますが、僕はそれについて一切触れていません。それに触れるとなると膨大な分量になってしまうからです。僕は宇宙を具体的にイメージ出来るか否かを優先していますので、その点をご理解ください。より詳しくお知りになりたい方は、左下にリンクを貼り付けておきましたので、コンノ先生の本をお買い求め下さい。

  先週からCADを始めてコンノ先生の著書に掲載されている図を参考に、自分なりに理解しようと宇宙図を描き始めたのですが、初心者ということもありなかなかうまく描けません。そもそもCADで描こうと思いたったのは、自分では理解しているつもりが、いざそれを易しく説明しようとしたとき、僕の理解が非常に直感的・感覚的で論理性に欠けているため具体的に言葉で描写出来ないことが分かったからです。そして、何日もかかって漸く前章で宇宙の水平線をCADで描いたというわけです。
 ………。
 実を言いますと、今日はさらに3日経ってこの文章から書き始めたところです。自分なりに何とか理解しようとCAD図面を描き続け、試行錯誤(悪戦苦闘)を繰り返しましたが、最終的に諦めてコンノ先生の図を、そして説明も、そのまま使うことにしました。申し訳ございません。どうやら、僕はイメージ力が人より劣るようです。もし、以下の説明でイメージが描ける方がおられましたら、是非詳細をご一報ください(出来れば図解付きでお願いします)。

 今日のテーマである「どこで観測しようとそこが宇宙の中心になってしまう」に入る前に、コンノ先生が思い描く(と僕が想像する)宇宙の全体像を上下左右に展開してみました。下の図-1の中心の小さな黒丸が地球だと思ってください。
 コンノ先生はこんな風に説明されています。 何処までも直進する(星さえも突き抜ける)ペンライトを真上に向けると、光線は空間の曲がりに沿って、
「先端が上下左右の全方向に、つまりラッパ状に徐々に開いてゆくことになる。そしてラッパ状に開いた両端は、地球で言えば地表全体が閉じていくように、ついには逆球体状の形で接合してしまう」
 図-1で説明しますと、「上」でラッパ状に開いた光線が、球体状に360度矢印の方向に反り返って曲がり、「下」に描かれた軌道に沿って曲がってゆきます。そして、最終的にはペンライトをかかげる貴方自身に収斂されてしまうのです。そしてかれはこう言うのです。
「いきなりこのようなことを述べれば狂人と思われようが、海の水平線と同じ原理ゆえ不思議はあるまい」と。
 もしかしたら、僕以外の方はそう感じるかもしれません。それはともかく、図-1は上下左右に展開していますが、実際には貴方を中心に上下左右前後360度のラッパが存在することになります。
 次に、ここからが僕の悩みの種になった「どこで観測しようとそこが宇宙の中心になってしまう」ことに対するコンノ先生の説明です。まずは図-2及び図-3をじっくりご覧下さい。
  まず図-2は宇宙を半分に割った断面図と思ってください。そして貴方はE層からB層に位置を変えたとします。コンノ先生の著書「ホーキング宇宙論の大ウソ」では図-1の「B層に存在する地球から宇宙全体を観測すると、我々はB層の空間歪曲が認識できず、直線的に伸びているとするため、A層の空間は逆方向に歪曲しはじめて、結果的にA層とE層は接合する形となる。(図-3)」
 著書「ビッグバン理論は間違っていた」では、「図-2のBを中心に矢印方向に見ると、全体は図-3のように変化して観測される。この状態を全球体方向に変換して考えていただきたい」
  如何でしょうか、理解できましたでしょうか? 言わんとするところ分かるのですが、残念ながら僕にはこうした宇宙を具体的にイメージすることは出来ませんでした。それに、どうも宇宙の断面を何層にも分割することに抵抗を感じますし、図-1との関連が途切れるような気がします。
 はたして、「どこで観測しようとそこが宇宙の中心になってしまう」に対するこの説明理論そのものが間違っているのでしょうか、それともこの理論に何かが足りないのでしょうか、或いは僕のイメージ力不足でしょうか? この答えは保留にしておくことにします。
 ただ、僕はこの点が理解できないからといって、コンノ先生の全理論を否定するものではありません。もし、万が一この「どこで観測しようとそこが宇宙の中心になってしまう」ことに対するコンノ先生の説明理論が間違っていたとしても、神様ではあるまいし、全問正解など宇宙に関しては無理と言うものです。それより、もっと僕にも分かるような図と解説付きの新たな本の出版をお願いしたいだけです。

 ところで、突然話は変わりますが、皆さんはこんな事実をご存じでしょうか?我々は秒速600キロ以上のスピードで或る一定方向に移動していることを。これはトンデモ話でも何でもありません。観測されている事実なのです。しかも、ビッグバン論者が主張する宇宙の膨張方向とは全く関係ない方向にです。インターネットで「グレートアトラクター」と検索してみてください。皆さんは驚くべき事実を知ることとなると思います。
 それも面倒だという方のためにウィキペディアの記述を紹介します。そこには「われわれの銀河系を含む局部銀河群の特異速度は約 631 km/s でおおよそケンタウルス座銀河団の方向に向って」いると書かれています。秒速631キロは大変なスピードです。でも、我々はそんな実感など有りません。静止しているとしか感じませんよね。何故だとお思いになります?
 それは僕たちの体も、そして新宿に林立する高層ビルも、果ては地球や他の星々さえも物質としての実体は、原子や電子を物質として大きさに換算すると、見た目の大きさの10万分の1にも満たないスカスカな何もない「空」そのものだからです。「空」という宇宙に同化しているということです。
 これは色即是空(色、つまり形あるものは、即ち空である)・空即是色(空、何もないということは、即ち形あるもの)という言葉に通じます。ということは、古代人は素粒子の世界を知っていた可能性があるということです。そして僕は、無限の記号「」にも何かしら古代人のメッセージが残されており、コンノ先生の主張する宇宙はそれにかなり近いと思っているのです。
 最後になりましたが、肝心のテーマである「どこで観測しようとそこが宇宙の中心になってしまう」について、まともに解説が出来なくて申し訳ありません。素直に謝ります。また、謝って済む問題ではないと仰(おっしゃ)る方のために、ビッグバン論者であるホーキング博士の著書から引用しておきます。是非ご一読下さい。

「他の銀河がすべてわれわれから遠ざかっていることが観測される以上、我々は宇宙の中心にいるに違いないと思いたくなるかもしれない。しかしながら、これに代わる説明がある。どの銀河から見ても、宇宙はあらゆる方向で同じに見えるかもしれないのである。既に見てきたように、これがフリードマンの第二の仮定であった。この仮定を支持する、あるいは反対する科学的根拠はわれわれにはない。われわれはただ、穏当だという理由だけで、それを信じているにすぎない。宇宙はわれわれの周りではどの方向でも同じに見えるのに、宇宙の他の地点ではそうなっていないとすれば、それこそ驚くべきことだ」
  僕に言わせれば、「どこで観測しようとそこが宇宙の中心になってしまう」という宇宙原理を信じている理由が「穏当だという理由」だけだとは、驚くべきことだ、ということになります。
 とはいえ、君(宇宙の観測者)が宇宙の中心にいることだけは間違いなさそうですよ。(僕のこの考え方が間違っていると思われる方は、メールにて、どこがどう間違っているのかご指摘ください。宜しくお願い致します)

追記
 もし、ビッグバンによって時空が生じたとするなら、その時空は僕たちが認識している時空とイコールでなければなりません。つまり、宇宙に中心がなければならないということです。もし、これを否定するのなら、物理学者は何故イコールでないのか説明すべきです。宇宙原理を信じている理由が「穏当だという理由」だけというのでは、ちょっと・・・?
 僕は、どこにいても、そこが宇宙の中心になるということは、宇宙の観測者に到達する光りの限度が150億年ということに過ぎないのではないかと考えています。それ以上遠くの光源は光りが曲がってしまうために見えなくなってしまう。いかがでしょうか?

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